ZC33Sのリアフォグを撤去して車検に通る?メーター表示と配線の落とし穴まで片づけよう!

整備工場でリフトアップされた複数の車
検査

ZC33Sのリアフォグは、車高を下げたときに最低地上高や突起扱いが気になって、撤去を考える人が多い装備です。

ただし「外せば終わり」ではなく、車検では“装備として残っている扱い”にならないように整理するのがコツです。

このページでは、撤去の可否、検査で見られやすいポイント、戻し方までを順番にまとめます。

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ZC33Sのリアフォグを撤去して車検に通る?

ボンネットを開けた車のエンジンルーム全景

結論から言うと、リアフォグが「無い状態」そのものよりも、「有る扱いなのに正常に動かない状態」がトラブルの原因になります。

撤去したいなら、灯体・配線・スイッチ表示の整合性を取って、検査側が迷わない状態にするのが大切です。

リアフォグが“必須装備”かどうかを先に整理する

後部霧灯は、車の後面に“備えることができる”装備として扱われます。

つまり、必ず付いていないとダメという前提ではありません。

一方で、付いている扱いなら、点灯や状態の審査対象になります。

撤去で揉めやすいのは「表示されるのに点かない」パターン

現場で揉めやすいのは、メーターやインジケーターが点灯するのに、実灯が存在しない状態です。

検査では「機能する灯火かどうか」を見られるため、表示と実灯が矛盾すると説明が必要になります。

撤去したなら、表示側も含めて“無い仕様”に寄せるのが安全です。

灯体だけ外しても終わらない理由

灯体を外しても、カプラーが残っていたり、配線が遊んでいたりすると、故障や不備に見えることがあります。

また、短絡や浸水のリスクが増えるので、車検以前にトラブルの種になります。

外した後は、末端処理まで含めて「作業として完結」させるのが前提です。

純正仕様か社外後付けかで判断が変わる

純正で備わっている個体は、検査側も装備位置や仕様が想定しやすいです。

一方で社外後付けは、取付位置や配線方式がバラつき、説明が必要になりがちです。

撤去する場合も、純正パーツを残して復帰できる状態だと安心です。

最低地上高が不安なら「撤去」以外の選択肢もある

車高が原因で悩むなら、まず「地上高を満たすように位置を確保できるか」を考える手もあります。

合法的に残すなら、取付位置の再設計や純正戻しが向くケースもあります。

撤去は最短に見えて、表示や配線まで触るので手間が増えることもあります。

車検前にやるべきは“状態の統一”

撤去するなら、灯体が無い・電気的にも動かない・表示も出ない、のように状態を統一するのが理想です。

残すなら、灯体がある・点灯する・表示も整合する、のように揃えます。

中途半端が一番トラブルを呼びます。

不安なら検査ラインに入れる前に相談しておく

同じ作業でも、受け先によって確認の仕方が違うことがあります。

とくに「表示はどう扱うか」は現場差が出やすいので、事前に方針を合わせると安心です。

見せたい状態を説明できるように、写真を残しておくのも有効です。

リアフォグの保安基準で押さえるべきポイント

整備士がタイヤを持ち上げて作業する様子

リアフォグは、付けるなら基準に合っている必要があります。

撤去を考える人でも、基準を知っておくと「何がNGで撤去に至ったか」を切り分けやすくなります。

色は赤で、眩しすぎないことが前提になる

後部霧灯の灯光は赤色であることが求められます。

また、他の交通を妨げない照射であることが前提です。

眩しさや不適切な後付けは、車検以前に迷惑になりやすいので避けます。

損傷や汚損は“点くかどうか”以前に見られる

レンズが割れている、灯器が損傷している、著しい汚れがある、といった状態は不適合になり得ます。

「点いているからOK」ではなく、外観状態も含めて灯火として扱われます。

撤去検討の理由が劣化なら、交換で解決する場合もあります。

基準をざっくり俯瞰する早見表

リアフォグの論点を、車検で見られやすい順に並べます。

論点 灯光の色
見られ方 赤以外は不利
論点 機能
見られ方 点灯しないと説明が必要
論点 状態
見られ方 割れ・著しい汚れは不利
論点 整合性 表示と実灯が矛盾しないか

「付けられる装備」だからこそ整合性が重要になる

後部霧灯は“備えることができる”装備なので、装備するかどうかで検査の視点が切り替わります。

装備している扱いなら、点灯や損傷などが審査対象になります。

撤去するなら「装備していない扱い」に寄せるのが整合性の考え方です。

撤去するなら、配線とメーター表示をどう扱う?

配線図を確認しながら整備する自動車整備士

リアフォグ撤去でつまずくのは電気系です。

灯体を外すより、表示や配線の“見えない部分”を整えるほうが作業の本体になります。

表示は「残す」より「出さない」ほうが揉めにくい

撤去したのにメーター側で後部霧灯が点灯するなら、検査側は「本来点くはず」と判断しやすいです。

結果として、実灯が無い・点かないが問題視されることがあります。

撤去方針なら、表示も出ない状態に寄せるのが安全です。

末端処理は“防水”と“固定”が要点になる

カプラーや配線の先端は、水が入ると腐食や短絡を起こしやすいです。

防水処理と、振動で暴れない固定がセットになります。

見た目が綺麗だと、検査でも説明が要りません。

撤去後に起こりがちな不具合の例

撤去後のトラブルは、配線が遊んで擦れる、浸水して端子が腐る、誤点灯する、といった形で出ます。

車検前だけの話ではなく、普段の安全にも関わります。

不安なら、純正戻しがすぐできる状態を保っておくと安心です。

作業方針の選び方を箇条書きで整理する

迷ったときは、あなたの目的に合わせて方針を決めるのが早いです。

  • 車高を下げていて地上高が不安
  • 見た目をすっきりさせたい
  • 純正戻しを簡単にしたい
  • 配線加工は最小にしたい
  • 検査で説明したくない

車検の現場で見られやすいポイント

複数の車両がリフトで上げられて整備中の自動車整備工場の内部

車検では、灯火類は「点灯するか」「色が適正か」「壊れていないか」が基本になります。

リアフォグは頻繁に使わない装備なので、逆に“整合性の乱れ”が目立ちやすいのが特徴です。

点灯確認が入るかどうかは「装備扱い」次第

装備として残っているなら、点灯を含む機能が見られます。

装備していない扱いにできていれば、その前提で進みます。

だからこそ、撤去時は装備扱いを残さない整理が重要です。

「スイッチがある」だけでNGになるとは限らない

スイッチが残っていても、車両として後部霧灯が装備されていない扱いになっていれば、実務上は問題になりにくいことがあります。

ただし、表示が出る・故障表示になる・作動音がする、といった挙動があると説明が必要になります。

気になるならスイッチ周りも含めて整合させるのが無難です。

検査前に自己点検するための簡易表

検査ラインに入る前に、次の観点で“矛盾がないか”を見ておくと安心です。

確認項目 メーター表示が出ない
確認項目 後方に灯体が残っていない
確認項目 配線端が防水され固定されている
確認項目 他の灯火の動作に影響がない
確認項目 外観が不自然に見えない

撤去か純正戻しか迷ったときの判断軸

車のボンネットを開けてエンジンを点検する整備士

リアフォグの悩みは「見た目」「車高」「整備性」「説明コスト」のバランスで決まります。

正解は一つではないので、あなたの優先順位から決めるのが一番です。

撤去が向くケース

最低地上高の不安が強いなら、撤去は合理的な選択になります。

後付けが複雑で、基準適合に手間がかかる場合も撤去が早いです。

ただし、配線と表示の整合まで触れる前提で考えます。

純正戻しが向くケース

普段は純正車高に戻せる、または地上高に余裕があるなら、純正戻しが一番説明が要りません。

純正は検査側の想定に乗りやすく、余計な確認が減る傾向があります。

車検のたびに不安を減らしたい人に向きます。

迷う人向けの要点リスト

最後に、決め手になりやすいポイントだけ並べます。

  • 検査で説明したくないなら純正寄り
  • 車高が常に低いなら撤去寄り
  • 配線加工が苦手なら純正寄り
  • 見た目優先なら撤去寄り
  • 安全と整備性重視なら戻せる状態を維持

不安を残さずリアフォグまわりを片づけるコツ

車のボンネットを開けて点検する男性

リアフォグ撤去で大事なのは、灯体だけでなく、表示と配線まで含めて“車としての整合性”を取ることです。

撤去するなら「無い扱い」に寄せ、残すなら「動く扱い」に揃えると、車検も日常もスムーズになります。

迷ったら、受け先の方針を先に聞いて、あなたの優先順位に合う落としどころを選んでください。